ニートは本気出すべきという周りの意見は意味が無い

ニート 本気出す
ニートならすぐに本気出す事が大切で、早く仕事を見つけるべきだと周りの人は言います。

しかし一般人でも本気出す事は難しい事なのにニートがそれを出来ると思いますか。

ニートになるきっかけはいろいろあると思いますが、その根底に流れているのは、自分は社会には必要とされていないという意識ではないかと思います。

人間が生きていくには衣食住が保証され、その上で自分が何かの関係性の中に含まれそこで役割を担うことが求められるはずです。

その中で発奮し自分はこれから本気出すという思いが生じ、人は仕事に打ち込むのが理想的でしょう。

ですがニートと呼ばれる状態の人は、その関係の輪の外側に出てしまっているのです。

例えば就職活動をしている中、100社受けたけれど全ての会社から断られ、お祈りメールをそのたびに渡されたら、殆どの人は俺は社会には必要とされていない人間なんだという思いが胸の中に堆積し、そのために社会という関係性の輪から外れていくことがあると思います。

そして社会という輪から外れた人間は、自分はこれから本気出すと意気を上げるきっかけを剥奪されるのです。

それは無気力を生みます。

本気出すと思える瞬間が限りなくなくなってしまうのですから当然です。

本気出すためには何に対して本気出すのか、その対象がまず必要ですしそれに対するリアクションも必要でしょう。

いくら本気出すことが出来たとしても、その感情を持続させるには動機付けが必要です。

その動機付けは何かしらの関係性の中に含まれていないとできないものです。

本気は自らが必要としないと出ない

ニートと呼ばれる人がその状態から抜け出すには、まず社会という関係性の中に戻してあげること、そのうえで何かに本気出すと思えることに出会う必要があるのです。

それは決して他人が勧めるものではダメです。

ニートである人が必要だから、やりたいからなどと言った感情に突き動かされる必要があるのです。

その時、家族のある種の愛情はそれを阻害している事を念頭に置いておく必要があります。

家族はニートのために何かをしなくていい

ニート 本気出す
家族の中にニートがいるとき、当然多くの家族は何とかしてあげたい、或いはこんな状態は一刻も早く抜け出させなければいけない、といったことを思い、自分に出来ると思うことをやってあげるべきだという責任感に突き動かされ、さまざまな援助をしようとするでしょう。

そのことについては家族として当然のことです。

しかしそれがますますニートから、自己の感情や意志を剥奪してしまうのではないでしょうか。

ニートと呼ばれる人は、基本的に自分が何をやって良いのか分からないのです。

しかし誰かから与えられることはやる気にならないことが多いと思います。

周囲にいる家族がへりくだったり、妙に高圧的に迫ってきたら、自分は対等にみられていないと思うのは、普通の人でもニートでも変わりません。

家族は、丁度よい加減で無視してあげることが、ニートの状態にある人がそこから脱出するためには一番良いのです。

あくまで自然に、これまでと変わりなく接してあげる、そうすることでひとまず全ての関係性の外側にいるニートは、家族という関係性の中にもう一度帰ることができるはずです。

家族の中で自然の立場に戻ることが出来て、初めて次の関係性に目を向けることができるようになるのです。

いきなり社会の中に復帰しようとするから分からなくなる、まずは家族の中に戻してあげる事が大切です。

そうしてニートは現状からの脱出にその一歩を踏み出すことになるのです。

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